MILLION C@STINGの振り返りと展望・矢吹可奈陣営

先日、MILLION C@STING(以下MCとも)の最終的な投票結果が発表されました。

戦いが終わってしばらく経ったとはいえ、公式で結果も出されて悲喜交交。本企画を上手く乗り切れたところ、少しコケてしまったところ、さまざまな陣営があるかと思います。

このブログが、それら上手くいかなかった部分を、以降の投票企画で失くす一助になればと思います。

 

といったところで導入もほどほどに、MCについてガンガン振り返っていきましょう。

 

 

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MCの概要

まずはMILLION C@STINGの概要について。

過去3回の投票企画「THE@TER ACTIVITY」「〜 BOOST!」「〜 CHALLENGE!!」に続く、新たな形式の投票企画として、2023年2月、3月合わせて60日間に開催されました。

新たな形式、ということで挙げられるのが主に「2回戦方式」と「2役同時投票」です。

 

2回戦方式とは、これまでであれば「1ヶ月間中に、3つのドラマの配役をテーマとした投票を同時に行う」方式であったのが、今回は既存の形式に加え、第2回戦としてドラマを一つに絞り、期間も短くした投票が存在します。

ちなみに獲得した投票権は、第1回でも第2回でも使えます。つまり1回戦中に獲得した券を2回戦へ持ち越すこともできるのです。

 

2役同時投票とは、読んで字の如く、1枚の投票券で2役分に投票できるシステムです。

もう少し細かく言えば、1枚の投票券で「アイドル×役」を最大2種類選んで投票できます。ただし同じアイドル・役を選ぶことはできません。また同じドラマ内の役柄同士である必要があります。

 

これら二つの大きな変更点に加え、細かい点での変更も行われました。

まずは獲得できる票数やバリエーションが大きく増えました。

また、2回戦が増えたことから、単純に期間が2ヶ月に延びました(ただし途中で10日ほどの休戦期間あり)。

 

さらに、これはミリオンライブ公式の動きではありませんが、各陣営で使われる機能としてTwitterの「コミュニティ」が登場しました。

この存在についてはまた後の部分で語ろうと思います。

 

 

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MCの流れ

MCがどのような形で進んでいったのかを、自分個人の動きなども交えつつにはなりますが振り返っていきたいと思います。

ここの内容はかなり丁寧に述べているので、早く結論を得たいという場合は読み飛ばして、まとめである「各動向への指摘」に進んでもらっても構いません。

 

投票企画『MILLION C@STING』の開催が発表されたのは、年越し前の2022年12月16日の生放送にてでした。その時点で、企画の開催だけではなく、投票に使われるドラマ・配役や、MC特有のルールなどについても説明がありました。

ちなみにこの日が金曜日であったことは、いまだに覚えています。というのも、僕自身は用事があって番組をリアルタイムで追えておらず、MCの開催を知ったのは翌日土曜日の昼間あたりでしたが、その時点でMCに関してポジティブなツイートなり創作なりが一切見当たらなかったのです。

特に可奈のMC関連のツイートは(検索などもかけた上で)土日を通してゼロでした。他アイドルについてもほとんど同様ではありましたが、可奈の場合どうしても「終始目立たない」傾向がこれまでの投票企画で見られていたので、この時点でやや危機感を覚えていました。

 

とはいえ、投票企画が発表されてまだ数日。オープンな動きは見られなくとも、クローズドな場で何かしら行われているやも、あるいはそういうことをしたいと思っている人がいるやもという期待を込めて、MC発表の1週間後に次のようなツイートで軽くジャブをかけてみました。

ちなみにタグに使っている「MC〇〇」ですが、この時点で幾らかの陣営は動き出しており、それに習う形でつけています。前述の通りこのタグは、自分が使うまで誰も使っていません。

 

さて、このツイートをした結果ですが、見事「そういうことをしたいと思っている人」から声がかかりました。そこで、自分を含めた数人が旗振り役として、12月末から可奈陣営としてのスタートを切ったのです。

 

とはいえ、しばらく大きな動きはありません。先ほども述べた通り、可奈×〇〇役のツイートはあまり見られなかったためです。

例えばここで「可奈の〇〇役良いよね!」みたいなツイートが出回っていれば、その辺りを中心に宣伝・会議を進めることができたのですが(ちなみにこの動きがこの時点で出来ていたのが育・歩など)。とはいえ出ないものは出ないので、旗振りとしてここで出来る動きは「待つ」のみ。

 

一方、将来的にどうしていくか、つまり動向や企画の予定についてはある程度内容を詰めていました。

過去企画の話になりますが、20181021日の感謝祭で発表されたTHE@TER challnege(TC)は、その後1212日の生放送で配役も発表され、1週間後の19日から1ヶ月間にわたり開催されました。感謝祭内の告知自体は「THE@TER challengeをやる」というもののみで、それ以外の細かい情報は全く無かったです。

その前の投票企画THE@TER boost(TB)に至っては、企画の発表が投票開始日の前日というスケジュール。

これらの事実から、MILLION C@STINGについても相応な過密スケジュールで、具体的には年明け1月下旬のイベントと同時に投票企画が始まると予想していました。ちなみに1月14,15日は9th LIVEです。ここのライブで投票企画について情報が出るのは予想できていたので、素早い動きにも対応できるよう可奈陣営のdiscordで同時視聴企画を行ってあらかじめ人集めなどをしていました。

 

しかし現実にライブで発表されたのは、投票企画は1月31日からの開催。つまり2月上旬のイベントとの同時開催です。

しかも新たなルールが幾らか追加され、早めに動いていた可奈陣営ではありましたが、ここからの動きに少し滞りが生まれることとなります。

 

ライブでMCの開催に具体性が生まれると、12月の発表から全く動きを見せていなかった陣営も、少しづつ投票企画に向けて動き始めました。

ここでキーになったのが「Twiiterコミュニティの設立」です。

コミュニティについては後々詳しく説明しますが、簡単にいえばグループで作るタイムラインのようなものです。

TCまでの投票企画では用いられていなかった(というか、そもそもこの機能が存在していなかったはず)のですが、12月中にいくつかの陣営がコミュニティを積極的に動かし、それに倣う形で他陣営もコミュニティを建て始めました。

可奈陣営はというと、この時点ではコミュニティ運用にやや消極的でした。12月中に集まった可奈陣営ですが、その会議などには前述の通りdiscordを用い、宣伝にはTwitterでタグ宣伝をするというクラシカルな動きを取っていました。

一応、各陣営がコミュニティを建て始めたことから、可奈陣営もコミュニティを作りはしましたが、積極的なコミュニティの活用には至りませんでした。

 

こうして、MCの第1回戦が1月31日に幕を開ける──と言いたいところですが、無視できない動きがもう一つ。

それが、今回の投票企画の大きな特徴の一つである「初動一斉投票」です。

一番初めにこの企画へ着手したのが桃子陣営でした。その後、育、未来、春香、このみなど幾らかの陣営が初動で一斉投票を行うことを発表。

ちなみに、開始前時点で可奈陣営は「新人ナース(犯人)」役へ舵を切っていましたが、ここの対立候補が未来陣営です。

 

可奈陣営としては、ここの初動一斉投票は『行わない』ことにしました。理由はコンベンションセンター(以下コンベ)にあります。

投票企画になくてはならないコンベですが、MCでは、というかMCでも投票開始と同時にゲーム内に設置されました。可奈陣営はこのコンベを丁寧に扱いたいという方針のもと、役や企画についての決定を全てコンベで行うことにし、初動一斉投票は間違いなくコンベで会議できないため企画として無し……といったところです。

 

こうしてやっと、MILLION C@STING第1回戦の火蓋が切られました。

可奈陣営はやはり「新人ナース」狙い。同じく「新人ナース」を狙う声が大きかったのは、未来陣営、真陣営などがあげられます。このうちで初動一斉投票を行っていたのは未来陣営のみ。

初日の票は、次のように動きました。

上から未来、真、可奈の票です。途中までしかデータを取っていませんが、最後22時時点で未来と可奈とは5万票以上の差があります。

この5万という票差がMCにおいて如何程のものかは翼の一斉などで後々明かされますが、1日目の投票を終えて、可奈陣営の中では「新人ナースからは撤退すべきでは」という声が上がりました。

 

では撤退してどうするのかというと、ここで出た意見としては二つ。一つは「2回戦である悪役?令嬢での役獲得を狙う」、もう一つは「新人ナースではない1回戦目の役獲得を狙う」です。ただ二つ目の意見はそこまで支持されるものではなく、実質「新人ナースに残るか、2回戦目のピュア?令嬢を狙うか」の二択になりました(2回戦目に行くならピュア?令嬢、ということについては投票開始前のアンケートで決めていました)。

 

そしてこの二択を問うアンケートが設置されたのが2月3日のこと。

その2日後、2月5日に、可奈陣営は改めて「ピュア?令嬢を狙う」という意思のもと企画を開始していくことになります。

 

ちなみにですが……。

ここまで可奈陣営は、「票を集める企画」を一切やっていません。つまり、企画については、やっていないに等しい状態です。

ということで可奈陣営が主催する初めての企画。

それが「合同ライブでの名刺配り」になりました。

 

やることは簡単。合同ライブに集まったPに、「可奈×ピュア?令嬢」をモチーフとした名刺を配るだけ。

企画立案時点では、2日合わせて500枚でも配れれば上出来だろうと予想し、しかし念の為1000枚刷って会場へ。初日はトラブルで配ることができず、企画はday2のみの開催となり。

結果、1000枚中950枚以上を配り、企画としては大成功に終わりました。

 

この成功には、大きな意義がありました。

現実的に得られる票数としては、あまり高くないでしょう。というのも、1000枚名刺を配ったとして、可奈に入れてくれる人が1000人増えるかといえばそんなことはなく。おまけに会場が「アイマス合同ライブ」である以上、そもそもミリオンをやっていない人にも名刺は行き渡るでしょうし。

しかしキャパ5万の会場で1千人にアピールをし、それ以外にも「可奈陣営が何かしている」と遠目に見たPもいるでしょうから、その影響力による仮想的な票、いわば「応援票」は間違いなく大きく得られたはずです。

それに加えて、本来想定していたものを大きく上回る結果を得て、可奈陣営内部のやる気も高めることができました。

 

余談ですが、合同ライブで他に配りものをしていた陣営としては歩、真、ロコなどがあげられます。特にロコは名刺どころか冊子を配るほどの力を入れ、そのクリエイター力・アピール力が、第1回戦での巻き返し勝利に繋がったのかなと勝手に思っています。

まあ1000枚も配ったのは可奈陣営だけでしたがね!

 

大きな山を一つ登った可奈陣営は、その後もスクショ投稿企画などを立て、上手い具合に陣営を動かせていました。

さらに「ピュア?令嬢」へ向けて動くにあたり、また新しい動きが生まれました。

それがTwitterコミュニティへの積極的なアプローチです。

 

始めはかなり控えめなコミュニティ運用をしていた可奈陣営ですが、第1回戦で戦っている各陣営の動き、それに外でMCを見守っているPたちの意見を見て、可奈陣営としてもコミュニティをちゃんと動かす必要があると判断し、各企画の宣伝や会議の議事録をコンベに残すようにしました。

コミュニティの方でも、discordには参加していないけど可奈陣営を盛り上げてくれるPが複数名いて、彼らの協力もあり可奈コミュニティは活発に動くようになりました。

 

こうして順調に事を進めていた可奈陣営ですが、とはいえこれは投票企画。対立候補の如何によっては苦しい結果を得ることもあります。

 

2月後半、第2回戦に向かう各陣営の狙いが明らかになったタイミングでは、可奈と同じく「ピュア?令嬢」役を狙うのが可憐、ひなた、昴、莉緒の4陣営でした。

このうち初めから(投票開始時から)第2回戦を目指していたのがひなた・可憐陣営です。昴・莉緒は可奈同様第1回戦で戦いながらも撤退した陣営になります。

この4陣営と戦うにあたり、まず重要視したいのは「第1回戦でどれほど、どのように票を消費したか」です。

この資料では、第1回戦で各陣営に入っていた票の様相をまとめています。

2/1の票は、投票開始してから丸1日間で入った票。2/28の票が最終的に集まった全票になります。そして3つ目の『B/C』の部分はというと、「(2/28の票)÷(2/1の票)」の値を示しています。

まず注目して欲しいのが初日の票。「アイドル×役」の単体で言えば、可奈の「新人ナース」役が最も高い票を得ています。

そして次にB/Cの商値の部分。これは逆に「可奈×新人ナース」が最も低い値を出しています。

これが意味するところは「可奈陣営は莉緒・昴陣営に比べ、初動で入れた人は多いながらも、その後撤退と同時に票を貯め始めてくれた人も多い」ではないでしょうか。当時の自分はこのデータを見て、そう解釈しました。

というところから、まず莉緒・昴陣営には票動向で勝てるだろう、警戒すべきは可憐・ひなた陣営であり、特に第1回戦で票をほとんど失っていないひなた陣営が最も危険だという結論に至りました。

 

実際Twitter上の宣伝や創作では、最も盛んに行われているのがひなた陣営、次点で可憐・昴であり、「可奈×ピュア?令嬢」のツイートはあまり見受けられませんでした。

ただ可奈の場合は特殊で、別の事柄に関するツイートを含めればひなたや可憐に並んでいたかなと思います。

それが「可奈に初めての1位を取らせよう」というツイートです。

TA可奈についてはここで説明するのも何ですし、まあ色々な意味で有名ですので、省かせていただきます。

ともかくその辺りの話から、可奈陣営を応援しようという人のツイートが散見されました。

陣営の旗振り役としても、言ってしまえばそれが一つの「強み」であり、投票に関わる動機でもあったため、そのポイントを活用しつつ第2回戦に臨みました。

 

そうして第1回戦が2月28日に終わりを迎え、2週間弱の間を置いて、第2回戦が3月11日に始まります。

可奈陣営の動きは、第1回戦のそれとは大きく様子を変えました。

まず第1回戦で行わなかった「初動一斉投票企画」が、陣営として正式に行われました。とはいえこの企画は他の大体の陣営がやっていたことなので、大きく影響があったかと言えばそれほどでもないかもしれません。

この戦略を取り入れつつ、問題の初日の票動向は次のようになりました。

見づらいですが、可奈が上(青線)、ひなたが下(橙線)です。

他陣営を書いてないあたりからも察せるでしょうが、初動一斉投票対決では、可奈が1位に躍り出て、次点にひなたが付きました。

ひなたに勝てるかどうかはかなり怪しいところでした。上のグラフでは、1日掛けて可奈は95万票、ひなたは82万票です。票差13万と、かなり突き放しているようにも思えますが、第1回戦の一斉投票の結果などを見るとあまり安心できる票差ではないように感じました。

特に可奈陣営の場合、ひなた陣営に比べると「アイドル×役」の推しどころが弱いので、そこで大きく捲られる可能性は否定できません。

 

とはいえ初動で1位に躍り出た可奈陣営。

次に打つ企画として、第1回戦で幾らかの陣営が行っていた「デイリー投票・投稿企画」も採用しました。票数は15票。

この15票という数字が何とも言い難いところで……。毎日ログインでもらえる投票券が3枚、デイリーミッションで5枚、お布施ガシャで5枚と、毎日もらえる票が最大でも13枚なので中途半端に足りません。

おまけに投票する際は、何票入れるかをこちらであまり自由に選べない(1,2,3,……,9,10,20,30……の選択肢から選ぶ)ので、15枚を一括で投票できません。

そのような理由から、企画としてはやや悪手な部分もあったのですが、それでもひなた陣営との票差を伸ばすことに成功し、3月15日中に票差は20万まで行きました。

 

そして迎える次の一斉投票戦は、投票が始まって1週間後の18,19日に起こります。18日はガシャの更新日であり、さらに19日からイベントも始まるということで、大体の陣営の一斉投票がここに集中していました。当然可奈・ひなたの一斉投票もここで起こります。

ひなた陣営の一斉投票は19日の17時から24時にかけて、可奈陣営の一斉投票が19日の21時から24時にかけてと、真っ向からぶつかり合う勝負となりました。

結果としては、途中票差を13万まで詰められはしましたが、1位を死守することに成功しました。ここで少しでも追い越されていれば勝負の行方はわからなかったと思います。

 

2回目の一斉合戦を終えて、ひなたとの差を明確に作りつつも、まだまだ油断はできない可奈陣営。スクショ投稿企画などの細かい企画を幾らか立てて陣営を盛り上げつつ、票差を24日には20万まで広げます。

 

ただ実を言うと、18,19日の一斉合戦が第2回戦全体での一番の目玉企画になっていました。というのも、20日以降で票を獲得できる手段としては毎日貰える13票と、イベント報酬の最大450票分だけであり。おまけにそのイベント報酬がもらえるのは3月27日で、この日はもはや最後の一斉投票が行われているようなタイミングです。

そこでの番狂わせも起こるところは起こるかもしれませんが、とは言えそんなものはごく一部だけ。大抵の陣営にとって最も大きな勝負は18,19日の一斉でした。

 

ということで、24日に広げた20万の差をそれとなく広げつつ。30日に可奈陣営最後の一斉投票をし、かっちりとその分の票差をキープ。

最終日3月31日には、他陣営の一斉もあってか可奈陣営には大量の票が入り、最終的にひなた陣営に80万を超える票差をつけて勝利しました。

 

全体でのひなたとの票差です。途中データが抜けているのは諸々の理由で取れていない部分です。

 

 

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各動向への指摘

MCの中で見られた新たな動きについて、個々に詳しく振り返っていこうと思います。

 

Twitterコミュニティについて

<p id="a">まず、Twitterコミュニティとは何かについて。</p>

先にも述べた通り「グループで作るタイムラインのようなもの」であり、コミュニティに属している人間の、コミュニティ宛のツイートだけでTLが構築されます(要は日常ツイート的なやつは流れません)。コミュニティ内だけでのスペース通話もできます。

またコミュニティに属していない人でも、TLを見ることはできます。

可奈のMCコミュニティリンクを下に貼っておくので、コミュニティについていまいち分からないという人はぜひ覗いてみてください(爆破されていなければですが)。

https://twitter.com/i/communities/1605896557450366976

 

さて、MCに入って到来した陣営コミュニティ設立の波ですが、そもそもTCの時はTwitterにこの機能がなかった(はず)ので、MCで出来た波なのは当然と言えば当然です。

ただ注釈しておけば、MCの開催が発表された12月からコミュニティを積極的に活用していた陣営は少なく、瑞希、茜ぐらいのものでした。そして、その2陣営のコミュニティ運営の力の入れように押されて、1月にライブでMCの詳細が発表され次第、たくさんの陣営がコミュニティを設立した、という流れは間違いなくあったと感じています。

 

そして現実的に、このコミュニティという機能がMCにおいて有効に働いたかといえば、僕は働いたと思います。

これまでの投票であれば、陣営企画の宣伝をタグで行い、陣営外のPはそのタグで調べたり、あるいはTLに回ってくるダイマ資料で見たりなどして各陣営の盛り上がり具合を判断していました。それが、幾らかではありますが、コミュニティに属することで陣営の盛り上がりを知るという派閥も、投票前の1月末時点ですら見受けられました。

さらにTwitterの機能ということで、これまでであれば会議所といえばdiscordであったのが、より「入りやすい」場所としてTwitterコミュニティを用意できたのは一つ大きな改善点でしょう。陣営内部を盛り上げる場所としては確かに有用な機能だったと思います。

 

一方、以降の投票企画でTwitterコミュニティを使うべきか、については僕はやや懐疑的です。

現在投票企画で担当Pの集まる場所としては、「コンベ」「discord」「Twitterコミュニティ」の3つが挙げられるかと思います。

前者2つについて良い点、悪い点をあげると、主に以下のようなものがあります

よって、この二つを活用した陣営運用の基本は「discordで議論を進め、コンベで他の意見も拾いつつ最終決定を下す」になるでしょう。

 

と、このように考えた時、果たしてTwitterコミュニティですべきことは何があるでしょうか。確かにコミュニティがあれば、先にも述べた通り意見を拾いやすくなったり、陣営を盛り上げやすくなったりはします。

ただ、それをするためにはまず、コミュニティに十分な人数を集めることが必要不可欠です。

今回可奈陣営のコミュニティに集まったPは100人程度でした。他の大体の陣営も100ほどの人数でコミュニティを構成していましたが、明らかにコミュニティが盛り上がっていると感じさせるところには、200や300のPが属していました。

これは何も自然に集まったのでなく、コミュニティのモデレーター(旗振り役)が自ら声をかけて集めた数字です。

 

確かに盛り上がれば盛り上がるだけ良い機能として働くのは間違いありません。が、そのためにはまず盛り上げなければならない。サクラとまで言ってしまうと悪い表現ですが、旗振り役と一緒になってコミュニティを盛り上げる人間は間違いなく必須です。

そしてここまでやって得られるものが、宣伝効果の上昇、陣営内部のやる気向上ぐらいのものです。

 

コミュニティをdiscord代わりにして、そこで議論をするのはどうか、という意見もあるかと思いますが、僕はこれに関しては全く賛成できないです。というのはコミュニティが悪いというより、会議所としてdiscordが相当に優秀だからです。

日本語を投げ合うだけならコミュニティでもいいでしょうが、時間や内容をあらかじめ決めておいて、陣営内部に会議があることをやや強制的にでも知らせつつ、時には文字で時には音声で、司会あり書記ありの議論を進める。コミュニティでこれは、はっきり言ってムリでしょう。

 

それから極め付けは、外部の会議所であるということ。

TA~TCについて少しでも調べればすぐに出てくると思いますが、コンベでないところで決まる陣営の動きには、良くない感情を持つ人がどうしても出てきます。

であるからして、ただでさえdiscordという外部基地が一つあるにも関わらず、さらにもう一つ増やすのは火種になりかねないのでは……という不安は常につきまといます。

 

ただ今回のMCについて補足すれば、コミュニティで決まったことについての不満的な意見は、あまり見受けられなかったように感じました。

特に第1回目投票の初動一斉投票。あれは間違いなくコンベを通さない決定でしたので、下手すれば陣営の分裂に繋がりかねないと可奈陣営は判断しましたが、結果的にはどこかが「燃えた」という話は聞きませんでした。

TCまでであれば基本TwitterをやっていないPの方が多い、という話はあったんですが、ここ二、三年で傾向も変わったのかもしれません。

 

いずれにせよ、以降の投票企画でのコミュニティ運用については、陣営内部あるいは旗振り役の余裕と相談で行っていくべき、と僕は結論を下したいと思います。

別に悪い機能とは思いません。ただ、優先度はMCから少し下げても問題はないように思えました。

 

 

 

⑵初動一斉投票について

今回、ほとんどの勝負を決したと言っても過言ではない初動一斉投票。

この方策が大きな力を持った原因は、とても簡単で、「初動の票が多かった」+「2回戦方式」にあります。

 

 

まず初動の票が多かったという話ですが、第1回戦が開始した時点で、これまでであればデイリー票である数票(今回であればログインの3票+ミッションの5票で8票)だけが各自の手持ちにありました。が、今回はそこに「開催記念プレゼント」と称して、100もの票が全員に配布されたのです。

基本的に一斉投票は、各自が票を十分に持っているだろうタイミングで行うものなので、MCであれば初動に一斉を打っても成功する可能性が十分にあります。

 

そして本来であれば、一斉投票には2,3位陣営からのカウンター一斉投票があるものですが、今回の第1回戦の初動一斉投票に限って言えば、これへのカウンターを打つ判断は非常に難しいところがありました。

 

まずいきなり大量の票差がつくことで、精神的なダメージが大きいです。実際可奈陣営は初日中に5万の差を付けられました。

が、この差を少し真面目に検討してみましょう。TCと比較すれば、無課金でもらえるデイリー票は4倍に(1+1の2票から3+5の8票に)増えています。さらに1票で2役分投票できるわけですから、TCの1票はMCの8票に当たる計算になります。一票の価値が1/8になったわけですね。

すると5万票の差は、実のところTC基準だと6000ほどの差に収まっていたのです。

もちろんこれはかなり単純化した計算ですが、しかしMCが始まったばかりの一斉投票ということで、本来はもっと少ないはずの票差を、TCでの票感覚から抜け出せずにプレッシャーを感じてしまう部分は、初動一斉をされた側には少なからずあったでしょう。

 

そしてこれに拍車をかけるのが2回戦方式です。

相手が打ってきたのは初動一斉投票なわけなので、当然第1回の投票は始まったばかり。しかも自陣営はまだ一斉をしておらず、陣営内部で失った票はかなり少ないでしょう。今なら別の役を目指すこともできる、何なら2回戦目というちょうどいい「逃げ道」がある。

 

しかも初動一斉をされた側の初動は、陣営内部での話し合いが十分にできていないか、話し合いをなるべくコンベで進めたいかのどちらかの状態にあったはずです。

初動へのカウンターを打とうにも、そこから三、四日かけて一斉を打って、果たして超えることができるかどうか(そして実は超えることもできた、というのが翼陣営の見せた素晴らしい手腕だったりしますが……)。

 

以上のような理由もあって、初動一斉を打たれた側としては「大人しく引き下がらざるを得ない」状況に追いやられていたのです。

ですから、初動一斉を「打つ」のが強いというより、初動一斉を「打たれる」のが弱いと言った方が正しいかもしれません。

 

とまあ、このような理由で初動一斉は強かったわけですが、以降の投票企画になるとまた話は変わってくると思います。

第1回目の最初の一斉投票を、本当に一番強く打ちたいなら、始まってすぐではなく初日の21:00~にすべきでしょうし。

また「開催記念プレゼント」とやらの有無も大きな問題にはなってくるので、状況を判断して打つべきでしょう。

少なくとも最強の戦略では決してないです。

 

 

 

⑶ペア投票について

上二つは新しいとは言いつつも、これまでの投票企画で似たものが行われた動きでもありました。

一方でこのペア投票については、MCならではの戦略になるでしょう。

 

ペア投票とは、MCの特徴である「2役同時投票」という形式を活かして、その2役をいわゆるカップリングになぞらえて宣伝・投票する戦略のことを言います(ただしここでいうカップリングはかなり広い範囲の意味を含む)。

これは、MCで使用されたドラマ「現代伝奇ホラー」の関係図です。

MCでは役柄の人物像が、「〜な人物」などと直接表すのではなく、図のように役柄同士の関係性によって示されました。

あくまで2役同時に投票できるという形式に定められているだけではあるものの、役柄同士の関係性に投票させたいというような運営側の意識も感じられます。

 

このような理由もあって、各陣営内部では「ウチのアイドルと〇〇を組ませてアピールするのはどうだろうか」という声が上がったはずです。

さらに実際、その方面でアピールしていた陣営も決して少なくなかったです。

 

ただ、結果だけで判断すれば、このペア投票という戦術は必ずしも有効とは言えません。

例えば今回可奈陣営の「相手」であったひなた陣営は、響陣営と組んでペアでの一斉投票を行っていましたが、最終的にはひなたも響も惜敗という結果になっています。

 

そもそもこのペア投票、というか「カップリングを組んで宣伝・投票する」という方式自体は、TA~TCでも少し見られたものです。

じゃあ、その時のペア投票がどのように見られていたかと言えば

「カプで組んでもお互いに必ず同じだけの票が入るとは言えない。むしろ本来得られる出力の半分程度になってしまうし、おまけにカップリングで組むことで陣営内部から離れてしまう(解釈違いなどにより)人も出てくる」

と散々な評価を食らっていました。

 

この指摘に対しては、MCでは多少改善されています。

票が各自「手持ち×2」票持っているわけなので、カプで入れてもらえるならお互いの陣営に同じだけ票が入ります。

一斉投票における出力の半減については、MCでは問題になりません。

 

ですが、やはり後半部分。つまり「カップリングを組むことで離れてしまう人」の存在は無視できませんでした。

彼らの離れてしまう理由をもう少し詳しく説明すると

・先にも述べたとおり解釈違いで

・そもそも(〇〇担当のP数)>>>(〇〇担当でもあり△△担当でもあるP数)なので、前者から後者に移れば、解釈違いでなくても陣営内部の気力は落ちる

・外部から見た時の「〇〇のA役」でなく「〇〇と△△のBという関係性」に投票することのハードル

など、さまざまな立場から、さまざまな理由で離れてしまうのです。

 

このような点から見て、単にペアでの宣伝をしていれば票が2倍になって勝てる、みたいなものではありませんでした。

が、それでもやはり投票形式として、同時に2人に入れる必要性はありましたので、そこで強いムーブとして挙げられる一つが「色んな陣営の企画に乗ることで、その陣営の人間から『2票目』で入れてもらう」ことです。

2票目というのは、自分の担当・推し・応援しているアイドルに入れる票を1票目とすれば、もう一人誰に入れたいかの票に当たります。

つまりこれは浮動票なんですね。

この部分の浮動票を集めることが、MCの中では一つ重要なポイントであったと思います。

 

ともかく、ペア投票については、どのようなペアをどのような相手に向けてどのようにアピールするのか、その辺りを慎重に協議すべき戦略です。

 

 

 

⑷その他

上記3つが主に大きな動きとして各陣営で見られたものですが、その他にも細かいところでTA,TB,TCからの戦略の変化が見られたので、少しだけ紹介しようと思います。

 

まずは毎日投票(デイリー投票)。この企画自体は前にもありましたが、MCではより多くの陣営で見られた動きとなりました。

企画の主な目的は陣営の盛り上げという面が一番大きいでしょう。特に今回は企画が実質2ヶ月も続いたので。ただ、上手く票をコントロールすれば、毎日投票だけで結果を決められることもなくもないです。

 

続いて一斉投票のタグの統一化。これは完全に新しい形です。

今までであれば、一斉投票ごとに企画名・タグなどを考え、それを毎回宣伝していくというものでしたが、統一化することでその2回目以降の退屈な会議をなくすことはできます。

が、正直どっちでもいいと思いました。余程良いタグが思いつけば統一化してもいいと思いますが(翼の『ツバチャ』みたいな)、無理に統一化の方向へ進めるほどではないでしょう。

 

 

──

次回以降の投票企画に向けて

少し話題を進めて、投票企画でどのように動いていくべきか、その指針を自分なりにまとめてみました。細かい戦略の話は大体【振返り編】でやったので、ここではより全体的・心情的な部分を。

 

⑴陣営を問わず言えること

・まずはなるべく早めに動く

今回の投票企画は、企画が発表されてから始まるまで、例年に比べてかなり長いスパンが空きました(TBの企画発表翌日に開始とかはむしろ早すぎると思いますが……)。

結果、各陣営の動きの早さに、かなりの差が出ていたように思います。

早く動けばそれで良いというものでもありませんが、早く動けなかったがために良いスタートが切れず、初動の一斉投票の強さもあって負けてしまったような陣営を、今回もいくらか目にしました。

もちろん企画開始前に限らず、早めにできることは早めに済ませておきましょう。

 

 

報連相はきっちりと

言ってしまえば、投票なんてのは「ゲーム内の一企画」にすぎず、あまり真面目にするのもそれはそれで悪影響になりかねません。

ただ人を動かすという立場にあるなら、各所へキチンと情報を伝えることは必須です。

例えば企画をいつやるのか。

例えば会議をいつ開くのか。

例えばどの役に向かって動いていくのか。

もちろん伏せておきたい情報もあるでしょう。が、それは「発信しない」のではなく「どこそこの人にのみ伝える」という形で、やはり誰かに発信されるべき情報なのです。

報連相はして損することはありません。いやむしろ、伝達の上手く行く陣営ほど、より良いアピール・連携をすることもできる陣営です。

自分自身で発信していくことはもちろん、陣営内の人間にも発信させることを忘れないでください。

 

 

・各会議所を使い分ける

投票企画では、様々な場所で議論が起こります。ゲーム内コンベやdiscordはもちろん、Twitterの個人のリプ欄内ですら起こり得ます。

ここで大事になるのは、どういう目的でその会議所を使うか、です。

例えばコンベは、全てのPが集まる場所なので、そこで得られる結論はすべて最終決定案になるはずです。

したがって、コンベを会議所として用いる目的は「陣営の最終決定を行う」であり、それが定まれば自然、コンベ内でどのような議論を展開していけば良いか、あるいはコンベで出来ない・しづらい議論をどこですべきかについても定まってくるはずです。

あまり外には出したくない議論であれば、身内のみが入れるdiscordサーバーで行う。

積極的に伝えていきたいなら、Twitterでタグやコミュニティを活用する。

面倒な部分なので無理にこうと定める必要はありませんが、会議所の目的を見据えることで、先にも述べた「どこそこの人にのみ伝える」情報発信などもより円滑に進められるでしょう。

 

 

・人を集める

投票における戦略はさまざまですが、とはいえ人数は正義です(後述)。ただ票を集めるだけの企画も大事ですが、人集めのための企画も忘れないように。

 

 

 

⑵可奈陣営について

ここでは可奈陣営に特に話を絞り、MCまでの投票企画から想定される可奈陣営の特徴について書いていきます。

 

・人が少ない

この点は明白であり、認めざるを得ません。

投票企画で1位を取るためには52人中15人なり20人の中に入る必要がありますが、マンパワーだけで言えば可奈は入りません。

自分の中の感覚ですが、担当が可奈だけ、というPは結構少ないんじゃないでしょうか(かくいう自分も担当は可奈含めて二人です)。

複数担当している中で可奈も担当ではある、しかし他の担当が投票企画で盛り上がっているために、可奈に入れる票がない……みたいなことは、可奈に限らず人数の少ない陣営で、自然と想定される流れです。

このような人員不足を解消するには、やはり可奈陣営を人一倍盛り上げていくことが必要でしょう。

今回可奈陣営の取った「他陣営の企画に全力で乗っかる」というムーブは、可奈陣営自体の盛り上げはもちろん、その盛り上がりが他陣営を通して各所に伝わるという点で、この「マンパワー不足による拡散力不足」を上手く解消できていたのかなと思います。

 

ちなみに、人数が少ないことは基本的に人的資源の不足という点でデメリットですが、メリットもあります。

それは陣営の動きの速さです。

人が多い陣営は、それだけ一つの決め事をするのに時間がかかります。ですので、競争相手の動きに対して柔軟に動けるのは一つの強みではあります。

 

 

・映画やBCなどにより、比較的名前を「知られて」いる

前述の通り陣営内部の人数は不足しがちな可奈ですが、一方で陣営外部の「可奈を応援したい!」という層は結構いるように思います。あるいは、ライト層で可奈を応援してくれる人たちですね。

例えば合同ライブで名刺を配った際、ミリシタはあまりプレイしていないけれど映画を見て可奈のことは知っている、という人もちらほら見かけました。また、BC関連で大きな話題が出ると、おすすめトレンドに乗るというようなことも多いです。

このようなことから、映画やBCなど、ゲーム外のコンテンツを活かした宣伝が(他の子に比べると)しやすいのが可奈陣営の持つ強みでしょう。

ただ一方で、そのような露出があるからこそ、他の子にもっと出番を……という声もあるので、この点だけで宣伝していくのは難しいです。

 

 

・陣営内部の空気感

可奈陣営には、派手な議論をコンペなどで堂々繰り広げる、といった流れはあまり好まれない(もしくはそもそも乗ってくる人がいない)ところがあります。

ただそれだからと言って決して意見が無いのではなく、ある程度意見の出せる流れが出来ると、埋もれていた声がどんどん出てくるようになります。

なので旗振り役としては、こちらから陣営の指針を示しつつ、拾える意見を丁寧に拾っていくことが重要です。

 

 

・企画案

可奈陣営で立てる企画としては、やはり歌をコンセプトにすると良いです。例えば

「#僕のおまじない:自分を元気づけてくれる曲、勇気が出る曲を募集する」

など。

他にもプチシュー・パンケーキといった甘いものでも、良い企画を立てられるでしょう。

ちなみに企画の立て方ですが、まずは陣営内で企画案を可能な限り集めます。案は何個あっても困りません。

そして、企画が必要になったとき、案の中から良さげなものを選出して実施します。

投票期間は現状30日程度です。長いように思えますが、この間に出来る大きな企画は6個が良いところでしょう。なので、企画一つ一つをクリティカルに行っていく必要があります。

ただ一方で、その都度企画内容を考える……というのも時間がかかるので、先に集められるだけ集めるべきです。

 

 

 

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総括

最後に、旗振り役として動く一個人には、「投票企画へのモチベはどこにあるのか」を意識することをお勧めします。

担当に役を持ってきたいという意気込みはもちろん、頑張っている同担の支えになりたいという思いもあることでしょう(むしろ旗振り役で後者のモチベで動く人は多いはず)。

このようなゴールを決めておけば、長い投票期間でも乗り越える糧となりますし、何より自分自身の動きも軽くなります。

そして、周囲を巻き込み、周囲に流されるという姿勢。自分の周囲の流れをそれとなく促しつつ、読むべき空気はちゃんと読む。時には心苦しい選択を受け入れることも必要となるでしょう。

 

投票企画の期間中は、結構いろんな人がナーバスになります。それは単に「勝負事」の真っ最中だからという理由に限らず、初めて会う人とも円滑にコミュニケーションを取る必要がある、もっと言えば彼らに指示を出す必要が出るからという理由もあります。

ですので、まずはその辺りへの気配りは決して忘れないように。

 

これまで述べた細かい云々もあって投票イベントは忌避されがちなものではありますが、それでも自分の担当に役を取ってきたという達成感、あるいは自分の担当が色んな人に愛されていることを知る喜びは、他の何にも変えられません。

陣営を動かしたいという方は、ぜひ頑張ってください。